岐阜県総務部長が県庁で自殺、裏金問題の調査を担当

岐阜県総務部長が県庁で自殺、裏金問題の調査を担当

 12日午後9時40分ごろ、岐阜市薮田南の岐阜県庁5階総務部長室内で、河野定総務部長(58)が、首をつって死んでいるのを男性職員が見つけ、119番通報した。県警岐阜南署では自殺とみている。

 同署の調べでは、河野部長は、ドアの上にある高窓の枠に荷造り用ロープを結びつけ、首をつっていた。

 河野部長は、秘書課長や統括広報・秘書監、経営管理部長などを経て、今年4月から総務部長を務めていた。7月に発覚した県庁の裏金問題では、県の調査チームの副リーダーとして、裏金づくりに関与した職員らの調査を担当していた。