スケート連盟元会長ら再逮捕へ、背任容疑で警視庁

スケート連盟元会長ら再逮捕へ、背任容疑で警視庁
 財団法人「日本スケート連盟」(東京・渋谷)の不正経理事件で、元会長、久永勝一郎(75)=背任容疑で逮捕=と元専務理事、松本充雄(69)=同=の両容疑者が、取引先に水増し請求させて同連盟に約二千数百万円の損害を与えていた疑いが強まり、警視庁捜査2課は22日、両容疑者を背任容疑で近く再逮捕する方針を固めた。

 久永容疑者らは2002年3月に長野市で開催された世界フィギュアスケート選手権大会に絡み、東京都渋谷区のイベント会社に手配を委託した外国人審判員らの宿泊費などを水増し請求させて、連盟に約580万円の損害を与えた背任容疑で逮捕された。