水谷建設脱税事件 初公判は12月8日

水谷建設脱税事件 初公判は12月8日

 中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の脱税事件で、東京地裁(朝山芳史裁判長)は18日、法人税法違反(脱税)の罪に問われている同社元会長、水谷功(61)と元常務、中村重幸(55)の両被告と法人としての同社について、12月8日に初公判を開くことを決めた。起訴状によると、水谷被告らは平成15、16両年度に計38億円余りの所得を隠し、計約11億4000万円の法人税を免れた。