海外オンラインカジノで賭博、ネットカフェ4店摘発

海外オンラインカジノで賭博、ネットカフェ4店摘発
 インターネットを使った海外のオンラインカジノで客に賭博(とばく)をさせたとして、大阪府警生活安全特捜隊は25日、大阪市内のインターネットカフェ4店を摘発、経営者と従業員計14人を常習賭博容疑で、客の男子高校生(18)や同市交通局職員(34)ら18―42歳の計10人を賭博容疑で逮捕したと発表した。

 逮捕された経営者は、「ラスベガス」(北区)の辻本伸一(39)、「パラダイス」(中央区)と「King」(浪速区)の佐々木誠一(53)、「ネオバグジー」(淀川区)の林靖久(33)の各容疑者。

 調べでは、辻本容疑者らは、8月8日から23日にかけ、店内に置いたパソコンで、海外を拠点にしたオンラインカジノに接続し、画面上のルーレットやバカラなどのゲームで客10人に金を賭けさせた疑い。

 4店は、あらかじめ、オンラインカジノ側から、掛け金にあたるネット上の「ポイント」を1ポイント50円で購入。客には、1ポイント100円で賭けさせていた。8月までの1年間に計1億1000万円を売り上げていたという。