植草被告を保釈へ

植草被告を保釈へ
 東京高裁は22日、電車内で痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた元大学教授植草一秀被告(46)の保釈を許可した東京地裁決定を支持、検察側の抗告を棄却した。

 植草被告側は既に保釈保証金600万円を納付しており、同日中にも保釈される見通し。

 植草被告は17日に保釈を申請、東京地裁は19日に保釈を認める決定をしたが、東京地検が同日抗告していた。

 植草被告は昨年9月13日夜、京浜急行品川(港区)-京急蒲田大田区)間を走行中の電車内で、私立高2年の女子生徒のスカート内に手を入れ、下半身を触ったとして起訴されたが、同12月6日の初公判で無罪を主張した。